【面倒くさいを治す 本】面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 を読んでみて
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 を読んでみて
世の中には面倒くさがりやの人はたくさんいます。。私もその1人です。移動するのも、ご飯を食べるのも、お風呂に入るのもめんどくさいです。このブログですら書くのが面倒くさいです。お金を稼ぎたいために頑張っていますが、挫折しそうです。
周りからは、ただ意志が弱いだけとかだらけているだけと言われますが、全くその通りだと思います。(実際言われると結構へこみますが)
しかし仕事をしている以上、面倒くさいという考えは捨てねばと思い、自分ができることをやってきましたが、正直辛いです。心の中から変えるには他の方法を探さねばと思っている矢先、とある本に出会いました。
本の説明
この本の内容を一言で表すと、面倒くさいことは先にやっておけばいい。後からとずるずると引っ張ると面倒くさいことがだるま式に溜まっていく。という内容です。
これは本田直之さんというレバレッジコンサルティング株式会社代表取締役をしている方が日常で出会う面倒くさいと思ったときに実際に行っている対処法が記載されている一冊です。ポケットに入るほどの大きさの方で、持ち運びしやすく通勤時間など空いた時間に読んでいます。
実際に読んでみて、自分がいかに面倒くさがり屋なのかくっきり、はっきりと見えてきました。文字を読むのがさほど得意ではないですが、1項目に長い説明を要していないのですらすらと読めます。
本の内容
頭の中ではわかっているけどできないという面倒くさいと思う人が日夜当たり前に思っていることが記載されています。例えば、人のせいにしない。人のせいにすると面倒くさいことが起こり、自分の成長につながらないから。
これは面倒くさい人だけではなく人として生きているのであれば当たり前のことで、常識です。
だからといっておすすめしないのかというとそうではありません。この本に記載されている内容で参考になったのも事実。
目次に入る前の数ページに面倒くさいで生まれた発明というところがあります。
これは技術革新や新サービスが誕生した背景には必ず『面倒くさい』があったよという内容です。その中でも自動車がなぜ生まれたのか、『馬で移動するのが面倒だから』という言葉に私は納得をしました。
面倒くさいという言葉を持つ人には必ず隠れた才能がある。ということです。この言葉にちょっとだけ自分に自信が持てました。
また、根拠のある行動をするという部分も良かったなと思います。例えば人は夜早く寝て朝早く起きるとなぜ気分がすっきりするのか。ぐっすり眠れるからとかそういう薄い根拠ではなく、脳科学でこのように証明されているからといったことです。覚えておけばぐっすりと眠る方法も見えてくるし、何より根拠で動いているので自分に自信が持てます。それにあれこれ試す時間も省かれ、最短で解決法へとコマを進められます。
面倒くさいという考えは治ったか?
正直申し上げると治っていないです。何事も面倒くさいと思いますし、面倒くさいから後からでいっかで解決することもしばしばあるからです。しかし、常に面倒くさいは何かを秘めているという言葉を心の中で信じて、面倒くさいけど今日はなんだか気分がいいから今日済ませていしまおうという考えは持てるようになりました。面倒なことにこそ、何か自分を能力を開花させる種があると思うのです。
面倒くさいから逃げず、うまく計画を立てて決めたことはメモを取り、決めた日にきっちり行うのではなく、数分の猶予を持つことで心に余裕ができます。
157ページという小さく短い本ですが、実際に自分でやってみて生活の改善につながっている部分もあります。ぜひとも一度手に取ってもらいたい商品です。